羊と手 -衣服と作り手、その生き方-
生活工房ギャラリー(東京)
2015
2015 年の干支である「羊」を通じて、「生きる幸せ」について探る 展覧会。
作家活動開始当初より羊毛を素材としてきた眞田が、羊の衣服に関わる日本各地の作り手たちを訪ね、風土や働く姿を取材。
羊にまつわる人の生き方と仕事を、インタビューテキスト・写真・映像・生産物・道具 で紹介。
生きること、生きるために働くこと、幸せに生きることについて考える。
関連企画【羊を知り学び楽しむ2日間】
展示・販売:羊をかぶるマーケット
ワークショップ:ハマナカ手芸糸 羊と手の教室
トークイベント:「銀座・羊毛・商い」の話
ニットカフェ:羊 毛糸だまニットカフェ
1.ウールの情報と道具ウールを知る
ウールの歴史とウールの機能性をパネルで展示、牧羊道具や紡績道具、ウール糸やウール布の実物を展示、 また、ウールに関係する日本の企業による展示も設け、文化としてのウール、産業としてのウールを紹介。
2.ウールの衣服を見る人の暮らしが育んだウールの衣服
神戸ファッション美術館収蔵のウールの衣服を中心に、世界各地の民族衣装から現代の企業やデザイナーが 制作した衣服、繊維の新しい技術によってうまれた衣服まで、暮らしの中で育まれてきたさまざまなウールの衣服を展示。
3.眞田岳彦のウールの衣服
眞田岳彦が、本展のためにウールの衣服作品を制作。素材は、欧州、豪州、南米、日本など異なる気候風土 で育まれたウールの糸約 40種。手編みにより着用できる人型の作品を制作。いまを生きる人々に本当の豊 かさとは何かを問いかける。